トップページ > 出産の基礎知識 >  出産の経過 > 第1期(開口期)

第1期(開口期)

陣痛が始まり、子宮口が完全に開くまでの間を第1期と呼びます。子宮口(子宮頚部)は徐々に薄くやわらかく伸びて、赤ちゃんの頭が出てこられるように最大10cmほどまで広がります。同時に赤ちゃんもママの産道を通りやすいようにと自然に頭を回転させます。かかる時間には個人差がありますが、初産婦では平均15時間とも言われていますから、気持ちをしっかり持ち、深呼吸やマッサージで痛みを逃がす努力をして、痛みがやわらいだときには楽な姿勢でリラックスし体力を温存することが大切です。